活動報告

ヘルスケアデータと知財の勉強会を開催しました

2019年11月8日 14:00~16:30 【慶應義塾大学三田キャンパス南館5階ディスカッションルーム】

登壇者:奥邨 弘司(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
モデレーター:大屋 雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

PeOPLe共創・活用コンソーシアム会員を対象に著作権法・企業内法務を専門とする奥邨弘司慶應義塾大学大学院法務研究科教授を講師として招き、ビッグ・データやAI(特に学習済みモデル)に関する知的財産法上に関する勉強会を開催しました。ヘルスケア・データ(体温・脈拍・血圧・血糖値など)の集合物にどのような知的財産権が発生し誰に帰属するのか、またそれらのデータを人工知能に学習させてできあがる学習済みモデルには、どのような知的財産が発生し誰に帰属するのか等を検討したほか、検診データやレセプトデータ、ゲノムデータなどについて、提供を受け、それらに基づく人工知能(学習済みモデル)を開発した場合に生じる知的財産権やその帰属についても議論しました。