活動報告

医療・医学分野の倫理審査制度に関する勉強会を開催しました

2020年2月18日(火) 13:30 〜15:30 【慶應義塾大学信濃町キャンパス総合医科学研究棟2階会議室2】

登壇者:富山 豊(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)、長門 裕介(慶應義塾大学非常勤講師)
モデレーター:大屋 雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

PeOPLe共創・活用コンソーシアム会員を対象に「医療・医学分野の倫理審査制度」に関する勉強会を開催しました。
ヘルスケアデータ等の利活用に対して社会的期待が高まっている中で、ヘルスケア・ビジネスにおけるプライバシーなどへの法的・倫理的な配慮が求められるかについては、具体的規律は十分に明らかになっていないのが現状です。本勉強会では、講師として哲学・倫理学を教えている富山豊氏、「論理と感性のグローバル研究センター」のメンバーである長門裕介氏を招き、医療・医学分野における倫理審査制度を改めて振り返ることにより、この課題へのアプローチを試みました。また新しい論点としてAIの活用に関する論点も盛り込み、ヘルスケア分野のデータガバナンスにつき「あるべき姿」を議論しました。