活動報告

「リクルートにおけるデータガバナンスの倫理と実務:利活用推進を支援するガバナンスについての勉強会」を開催しました

2021年8月2日10:00~12:00 【オンライン開催】

山下大介氏 (株式会社リクルート・ソリューション法務部兼株式会社ブログウォッチャーDPO兼一般社団法人LBMA Japan共通ガイドライン主任編集委員)

株式会社リクルートは、2019年8月にサービスを廃止した『リクナビDMPフォロー』をめぐる問題で、個人情報保護委員会などから一連の勧告・指導を受けました。その後、社外から第三者を交えた検証や再発防止の検討を行い、2020年4月に「パーソナルデータ指針」を公開し、プライバシーに関する評価・審議を行う専門組織を設置するなど、プライバシーに対する取り組みを強化しています。
株式会社リクルートの事例をもとに、社内におけるガバナンスの強化の取り組みや他方でデータ利活用を阻害しすぎないよう各事業部門とどのようにコミュニケーションを図っているのか等、現在の取り組みとありたい姿について共有をいただき、倫理面から企業におけるデータの取り扱いに関してあり方を検討しました。