活動報告

「遺伝情報の取扱いに関する実例とその利用における法的・制度的課題についての勉強会」を開催しました

2022年12月20日(水)11:00-12:30  【オンライン開催】

登壇者:有地 正太(株式会社Zene 取締役)、横野 恵(早稲田大学 社会科学部 准教授)、大屋 雄裕(慶應義塾大学 法学部 教授)、藤田 卓仙(世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター ヘルスケア・データ政策プロジェクトリード、慶應義塾大学 医学部 特任講師)、山本 奈津子(大阪大学 データビリティフロンティア機構 特任講師)

遺伝情報の取扱いの実例報告として、有地正太氏より消費者向け遺伝子検査サービスの国内における実態と海外の潮流についてお話しをいただき、また横野恵准教授からは、生命保険分野における遺伝情報の取扱いに関する議論の推移及び海外の潮流についてお話しをいただいた。また事例を踏まえて、大屋雄裕教授からは、法哲学の観点から法的・制度的な課題について共有をいただいた。
パネルディスカッションでは、遺伝情報の取扱いの実例を踏まえた形で、遺伝情報の活用の将来的な展望や大屋雄裕教授の講演で指摘された課題に関して議論を深めた。