活動報告

「ヘルスケア分野における倫理審査制度のあり方に関する最終取りまとめの報告会」を開催しました

2023年3月17日(金) 14:00~15:30 【オンライン開催】

登壇者:藤田 卓仙(世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター ヘルスケア・データ政策プロジェクトリード、慶應義塾大学 医学部 特任准教授)、山本 精一郎(静岡社会健康医学大学院大学 教授)、瑞慶山 広大(九州産業大学 地域共創学部 地域づくり学科 講師)

藤田卓仙特任准教授よりWG3の成果としての「ヘルスケア分野における倫理審査制度の在り方に関する報告書」の発表があった。ヘルスケア分野における倫理審査制度のあり方について検討すべく、仮説を立て、「現場」からの意見聴取を行い議論した内容、また検証・分析した成果を整理し国内外の様々なステークホルダーから意見を徴収した内容について報告があった。また、山本精一郎教授、瑞慶山広大講師からも、専門家としての意見を発表いただくとともに、さらに議論を深めるべき課題についても触れ、来期以降の展開について、現場で活用なガイダンスを作成するため、具体的なユースケースを想定しつつ、ヘルスケア・データの利活用と倫理に関する規範と体制について、自己評価または第三者評価の調査票(チェックシート)やデータ取扱いフレームワーク等の形で、引き続き整理を進めていく方針が示された。